審判は公正でなければならない
1.審判は試合の演出家でもあり、多数の目がゲ−ムの流れとジャッジを見ています。
自分がこの試合の責任と自信を持って、判定しているのだぞと胸を張ってかろやかな
走りを。
2.身だしなみ
選手、父兄はまず審判員の身なり、スパイク・服装・態度を見ています。
汚れたスパイク!ピッチに立つ前に磨きましょう!
塩を吹いたような審判服!洗濯をして清潔に!
笛が乾いてたら、水をさすくらいの気持ちの余裕を!
カラ−ユニフォ−ムはプロのリ−グ戦で・・・
3.選手に対する心遣い
続けなさい!プレ−オン!離れなさい!待ちなさい!ボ−ルはキチンと静止しよう!
などの指導、すがすがしいゲ−ムを!
ル−ルブックには言葉を発してはいけないという項目はないと思います。
良い試合をさせる為に有効な発言を!
* 試合開始前に
主審、副審、第4の審判が十分なるコンセンサス(同意)を図り、ゲ−ムの円滑な推進
とル−ルの遂行で、第三者から信頼と、尊敬される審判員をめざしましょう。
*主審
**対角線審判・・・→プラスアルファ− 社会人と少年の使い分けを!
大きくS字に回り込み、横からプレーを見て判断を!
ボ−ルが当たる!パスコ−スをふさぐ!選手は大迷惑!
試合開始時の位置
コ−ナ−キック時の位置
FK時の位置取り
PK時の位置取り
スロ−イン時の位置取り
大人の走力で先を読んで走れば
必ず回り込めます
走りましょう!
*副審 ボ−ルがIN、OUT、ラインを割った
シュ−トが INか? OUTか?
タッチラインをゴールラインをまたいで直接的に見る、自信を持って判定し
主審にアシストを!ゴ−ルラインを駆け抜けるくらいの走力が望ましい。
旗の意味
スロ−インの旗の角度は45°です。
オフサイドのシグナル 遠・中・近
コ−ナ−キック時の指し方
副審は言葉ではなく、旗のシグナルで
*大会での試合の傾向
競り合いで、手の反則、腰から入って相手のバランスを崩す
見逃すな!流すと、試合が荒れる!
手を使った反則が取れない、分かっていないのではないか?
ロスタイムを公平に取ること。前半、後半 大会で定められた正規の時間内に
プレーをさせる。ル−ル第7条を参照。
時計は2ヶ用意していますか?
「交代」 交代用紙(メンバ−表)を必ずチェックして、その間必ず時計は止める
こと、試合時間が有利に(不正に)流れないように十分な時間管理が必要である。
*笛のリズム 試合開始時 終了時 ファ−ルをとった時
叱る。 教える。
スタ−トからタイムアップまで同じ笛の調子では?
場 面 場面で笛の音色 長 短 大 小 を使い分けよう!
種 類 金属製 プラスチック製 2種類用意しよう!
吹いたらすぐ方向を指す、説明をしたいのならその後で。
選手もベンチも観衆もどちらのボ−ルかしりたいものです。
*走るリズム 歩く ジョッグ ロングダッシュ バックステップ
サイドステップ ペナルティ−エリアまでの走り込みでゴ−ルイン
の確認を。
*シグナル ゴ−ルイン スロ−イン コ−ナ−キック ゴ−ルキック
フリ−キック(直接、間接) 取り消し 選手交代
壁をさげる 等シグナルを明確に!
不必要な合図、 試合開始時にゴ−ルキ−パ−に合図をする なぜ?
*あっ!ファ−ル!
試合前日にル−ルブックを読みましたか?第11〜12条のペ−ジが
すりきれるくらい読みましょう。審判員の基本です。
*選手の保護
後方からの危険な トリッピング プッシング アフタ−チャ−ジ
早い段階でデンジャラスプレーを見逃さず、再発を押さえよう。
少年サッカ−のレフリ−はまず選手に怪我をさせない、早いジャッジ
でゲ−ムコントロ−ルを!
「全国大会の審判でも毎年同じ言葉を言っている」
*ボディバランス
審判割り当て日に備えて、日頃から意識して走り込みをしましょう。
子供の試合だからと甘く見てピッチに立つことはこの時点で減点です。
審判員の資質で、ゲ−ムの動向が大きく変わります。
子供の心に悔いを残さないように努力しましょう。
前半飛ばしすぎて、後半走れなくて選手に置いてけぼりにされ、
判定が遅れたり、見落としたり、自己を見失ってしまう。
これでは困ります。選手は最後まで走っているのです!
自己の体力を考えた走りのリズムを・・・
*担当の審判が終わったら
反省をしましょう。 良かった点 アンマッチ、アイコンタクトはどう
だったか?
次の審判に備えて、こうしたら・・・等 クル−で思考錯誤して下さい、
より高い目標に向かって、上級審判の方・・ノウハウを伝授して下さい。